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トップページ景況動向調査 >景況動向調査 平成17年4月〜6月期



■模様眺めの状況

「県内景況動向調査」(平成17年4月〜6月期分)の当所管内分の集計結果によると、全体のDI値がマイナス56.8となり、売上高DI値の前年(平成16年)同期調査(マイナス49.0)との比較では7.8ポイントと低下し、前回調査(マイナス53.3)からも3.5ポイント悪化している。一方、今後の見通しDI値ではマイナス58.0となり、前年同期(マイナス54.9)比でも3.1ポイント悪化している。また、前回調査(マイナス51.1)から比較しても、6.9ポイント景況が悪化している。業種別の内訳では以下の通りとなっている。

【売上高DI】
◆ 建設業は前回調査(1月−3月)では若干持ち直しの動きを見せていたものの、再び下降し始め、11.1ポイント悪化のマイナス66.7となった。昨年同期比(マイナス31.6)と比べても下げ幅が35.1ポイントとなっている。
◆製造業では前回マイナス90.9ポイントからマイナス70.0と、20.9ポイントの向上が見られたが、依然低い値に留まった。
◆小売業では前回調査と同様のマイナス48.3となった。
◆卸売業では前回マイナス50.0に対して今回はマイナス53.8と3.8ポイント悪化した。

前年同期比で比較すると、製造業はほとんど変わらず、小売業では20.5ポイント改善している。卸売業でも比較的推移は緩やかである。一方、建設業は下げ幅が大きく、依然として厳しい状況にあったものと見られる。全産業としても、製造業の改善により、下げ止まる可能性も出てきている。推移が緩やかな業種においては、ここが踊り場となって景況がこの先上向くのか、悪化するのか正念場といえよう。

【見通しDI】
◆建設業は前回調査から変化せず、マイナス61.1であった。
◆製造業では前回マイナス54.5からマイナス50.0へと4.5ポイント改善している。
◆小売業では前回調査から変化せず、マイナス55.2であった。
◆卸売業では、前回はマイナス43.3からマイナス57.7となり、14.4ポイント悪化した。

今回の調査では、全体としては売り上げも見通しも大幅に変動することなく、一時下げ止まって落ち着きつつあるように推察される。
現在、日銀は景気を楽観視した判断をしているが、原油価格が高止まりしている。この影響なのか、全業種に仕入れ価格の上昇が指摘されていた。どれほどの影響が今後生じるかまでは不明な点も多く、弘前管内にあってはしばらくこのような模様眺めの状況が続くものと推察される。

【参考】
DI=(増加・好転などの回答割合)−(減少・悪化などの回答割合)    
                                                        <調査課>

■景況グラフ

【対前年比】
 
04年U
V
W
05年T
U
建設業 ▲ 31.6 ▲ 44.4 ▲ 60.0 ▲ 55.6 ▲ 66.7
製造業 ▲ 69.2 ▲ 77.8 ▲ 55.6 ▲ 90.9
▲ 70.0
小売業 ▲ 68.8 ▲ 20.0 ▲ 60.0 ▲ 48.3 ▲ 48.3
卸売業 ▲ 41.9 ▲ 54.8 ▲ 56.7 ▲ 50.0 ▲ 53.8
全産業 ▲ 49.0 ▲ 37.9 ▲ 51.8 ▲ 53.3 ▲ 56.8

【今後の見とおし】
 
04年U
V
W
05年T
U
建設業 ▲ 68.4 ▲ 61.1 ▲ 80.0 ▲ 61.1 ▲ 61.1
製造業 ▲ 53.8 ▲ 66.7 ▲ 77.8 ▲ 54.5 ▲ 50.0
小売業 ▲ 75.0 ▲ 56.7 ▲ 68.0 ▲ 55.2 ▲ 55.2
卸売業 ▲ 35.5 ▲ 61.3 ▲ 53.3 ▲ 43.3 ▲ 57.7
全産業 ▲ 54.9 ▲ 56.8 ▲ 62.4 ▲ 51.1 ▲ 58.0