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平成17年 弘前さくらまつり商況調査報告書
期間 平成17年4月23日〜5月8日(16日間)
人出 2,560,000人
【期間中の模様】
今年は大雪の影響で気温が上がらず、花の見ごろが会期後も続くと予想されたことに対応し、例年より会期を3日延長し、4月23日より5月8日までの16日間で開催されたことと、ゴールデンウィークの曜日が連休を取りやすく、大型連休となったこと、および会期中の天候に恵まれたことにより、昨年よりも43万人多く、過去最高の256万人の人出を記録した。
商況については、まつり終了後にまつり関連業種に、昨年比で聞き取りによる調査を行い、その結果を基に推定したものである。
【各分野別業況】
| ・ 園内の出店 |
(売上)前年比 128% |
(利益)前年比 128%。 |
| ・ 園内物産館 |
(売上)前年比 99.2% |
(利益)前年比 --%。 |
| ・ 食堂、レストラン |
(売上)前年比 110% |
(利益)前年比105%。 |
| ・ 土産品 |
(売上)前年比 113% |
(利益)前年比 107%。 |
| ・ 酒、飲料水 |
(売上)前年比 128% |
(利益)前年比 123%。 |
| ・ 仕出し店 |
(売上)前年比 101% |
(利益)前年比 101%。 |
| ・ ホテル、旅館 |
(売上)前年比 104% |
(売上)前年比 104% |
| ・ タクシー |
(売上)前年比 121% |
(利益)前年比 115%。 |
| ・ 小売業(大型店) |
(売上)前年比 109% |
(利益)前年比 95%。 |
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| ※全体 |
(売上)前年比113% |
(利益)前年比 107%。 |
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| ・ 交通 |
JR弘前駅 |
乗降客数前年比112.1%。 |
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(期間内1日あたり乗降者平均比) |
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高速道路 |
流出入については、黒石ICが117.4%、大鰐弘前ICが128.2%。 |
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(期間内1日あたりの利用台数平均比) |
【総括】
昨年までの早咲き傾向から打って変わり、大雪の影響から気温が低いままで推移したことにより、花の見ごろがちょうどゴールデンウィークに重なるとともに、観光客にとっても連休が取りやすかったことにより、多くの観光客が訪れたものと推察される。
商況の面でも、売上・利益の面でも総じて増加傾向にあり、例年にない好況となった模様である。しかし、他の観光地と組み合わされたパック旅行が主流となっていること、弘前市内での宿泊のキャパシティがこの時期は飽和状態となっていること等の理由により、弘前市内での宿泊については大幅な増加はなかったようである。一方では、海外からの観光客が増加していることが窺われた。また、顧客単価は、行楽と買い物の連動性の希薄化が窺われ、客数の増加ほどは増えておらず、横ばい傾向であった。
まつりの会期については、昨年に続き、今年も遅咲きに対し、通常より3日延長させるといった対応があった。残念ながら、延長期間は気温が低下し、天候も悪くなったため商況に関してもあまり大きな効果がなかったという意見があったが、調査対象者のおよそ77%が会期の延長について「適切である」と好意的であった。
今年のさくらまつりでは、一部で渋滞が生じるほどに遠隔地からの観光客が多く訪れており、弘前公園の桜が観光資源として非常に価値が高いことを証明するものであろう。これまでの傾向からも自家用車や観光バスを利用し、機動性の高いゴールデンウィークの過ごし方が主流となっていたこともあり、こうした観光客の行動を適切に受け止め、柔軟に会期の設定やPRを行うことで更なる観光客の増加を期待できることが窺われた。
弘前商工会議所 中小企業相談所
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