人 形 ね ぷ た

 一人担ぎから数十人担ぎ、地車を引くものとがあり、台上は額灯篭で正面に雲漢、豊年などの文字を、後と左右の三面は人物面、覆輪に雲を描く。

 その上は開き灯篭で牡丹や蝶などの図案を描き、またその上に飾り枠をつけ、さらに御殿風の高欄をつけて、後方に衝立のような形の見送が作られて覆輪に雲を描き、舞台全体に牛若丸と弁慶や三国志・水滸伝の英雄などの組み打ち図を立体に竹や針金などを用いて組み立て彩色される。

                            (版画と文・工藤哲彦)


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