�@ 公共交通事業者並びに運輸事業者に対する燃料価格高騰対策支援制度の継続および拡充について
昨今の燃料価格高騰により、公共交通事業者および運輸事業者は極めて厳しい経営環境に直面しております。これにより、利用者へのサービスの質の維持が困難となり、ひいては市民生活や経済活動に深刻な影響を及ぼす可能性が高まっております。
弘前市におかれましては、『交通事業者等原油価格・物価高騰対策支援金』や『トラック等運送業事業継続支援金』等の事業者支援策により、一定の経済的負担軽減に寄与していただいたことに感謝申し上げます。しかしながら、政府の『燃料油価格激変緩和対策事業』における緩和措置が年内限りという方針が示され、更には燃料価格高騰に歯止めがかかっていない現状を考慮すると、今後も継続的な対策が必要不可欠であると考えております。
つきましては、公共交通事業者並びに運輸事業者を対象とした燃料価格高騰対策支援制度の継続と拡充(支援金単価の増額、支援対象範囲の拡大など)について要望いたします。
�A 公共交通事業者、運輸事業者並びに自動車整備事業者に対する人材確保支援について
公共交通事業者、運輸事業者、自動車整備事業者、それぞれの業界において、近年の少子高齢化や若年層の都市部への流出により人手不足が深刻化しており、今後もさらに厳しくなると予測されます。事業者においては従業員向けに資格や免許取得支援を実施したり、職場環境改善に着手したり、独自に対策を講じてはいるものの、自助努力のみでは解消できない状況となっております。
つきましては、他の自治体において、公共交通の乗務員確保のために就労支援や移住支援、住宅確保支援を実施している事例があることを踏まえて、当該業種における人材確保支援を行っていただきたく、具体的には以下の内容を要望いたします。
- ● 市内の若年層が当該業種に就職する際の奨励金支給制度の創設
- ● 現在弘前市で実施している『Uターン就職等支援金』への当該業種に就職した場合の交付金加算要件の付加
- ● 市外からの人材確保を容易にするための定住支援の実施
�B 福祉タクシーの利用拡大
現在、弘前市において障害のある方に対し、タクシーを利用した移動支援事業を実施しておりますが、福祉サービスの充実化および交通弱者の地域経済への還流という観点から、支援対象を高齢者や自動車運転免許証返納者、妊産婦および子育て世代に拡大させる必要があると考えます。
福祉タクシーを活用することで身体の不自由な方の移動を柔軟にサポートすることが可能であり、他の自治体においては、タクシー需要が落ち着く日中の時間帯に行政がタクシーを借り上げて定額運賃で運行を行うという事例もあります。交通弱者の社会的孤立を防ぐとともに、地域社会への関与を促進し地元経済への還流を期待できます。
つきましては、交通弱者向けの移動支援にタクシー事業者の福祉タクシーを利用していただきたく要望いたします。